東京23区の中央からやや北東寄りに位置する台東区は東側が隅田川に接し、対岸の墨田区との区境となっている。また、区南端で隅田川との合流点付近の神田川に接する。
江戸時代を通じて、東京で最も古い市街地のひとつである。江戸時代は元禄文化が息づき、明治期からは美術館や博物館が建築され、東京芸術大学などアートの発信地ともなっている。
区の中心駅である上野駅は古くから北関東・東北地方からの玄関口と知られ、新幹線も停車する。面積は23区の中で最も狭い。区は全般的に商業地であるため、純粋な住宅地は一部で、供給量も少ない。戸建も一部地域を除くと少なく、ビルやマンションなど土地の高度利用が進んでいる。